【投影されたブラウニング】- 「インセプション」のストーリーを徹底解説!:映画「インセプション[INCEPTION]」徹底解説サイト

「インセプション」のストーリーを徹底解説!
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【投影されたブラウニング】- インセプション徹底解説

ホテルを歩いているピーター・ブラウニング。 サイトーはてっきりイームスかと思い、「また変装か?」と声をかけるが、当のイームスはブラウニングの後ろで彼を尾行していた。

知人と似ていたので勘違いした、と慌てて取り繕うサイトー。


イームスが言うには、このブラウニングはロバートの潜在意識の投影らしい。 ロバートが心のどこかでピーターを疑い出したから、その投影が現れたという。

もしくは、上の階層でともに監禁されていたピーターのことを心配して、とも考えられるし、ピーターから父の遺言のことをもっと詳しく聞きたい、という欲求から、とも考えられる。


とにかく、このブラウニングはロバートが作り出した投影なので、ロバートが知っているピーター・ブラウニングとして振舞うし、ロバートの心理が反映されたことを喋るはずである。 事実、この後ロバートと顔を合わせたブラウニングは、遺言の内容が「会社を潰す」という点までは、第1階層でブラウニングに化けたイームスが語った内容を喋るが、その続きとして「君なら、より良い会社にできるはずだ!」と、ロバートの心情を反映した内容を喋る。 もちろん、それはコブ達にとって都合の悪い発言なので「彼は嘘を言っています!」と遮ることになった。


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