【遺言の話】- インセプション徹底解説
ロバートに金庫の中身について聞かれた、イームス扮するブラウニングは、ロバートの父モーリスが、弁護士に託しているものとは別の「もう一通の遺言」であることを話す。 どちらの遺言を選ぶかは、最終的にロバートに委ねられているという。
その「もう一通の遺言」に書かれた概要をロバートに聞かせるブラウニング。(つまりイームス)
それは、会社を分割するなど、帝国ともいえるフィッシャー社を潰すに等しいことをする内容だという。
無論これは、コブ達メンバーの間で作戦として考えられた、嘘の内容である。
自分が会社を潰す行為をするような遺言を父が残すことが信じられないロバート。 しかし、ブラウニングは、その内容は父親としてのモーリスなりの愛情表現だという。 ますます訳が分からないロバート。
コブ達の作戦でも、ここでロバートが遺言について詳細まで知る必要は無い。 必要なのはロバートが遺言の存在を気にすること。 それが一番重要だ。
そして遺言の内容は会社を潰すような内容であること。 そして、その詳しい内容はピーター・ブラウニングが知っていること。 まで認識させれば、第2階層以降でよりやり易くなる。
実際にロバートは第2階層のホテルにて、気になっているピーター・ブラウニングを投影し、そのピーターから遺言についてもう少し詳しく聞きだそうとしている。(結局はコブ達の「ブラウニングの夢の中に入れば、彼の知っていることが包み隠さず分かるはず」という提案で第3階層へ降りることになったが)
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