【暴動の街】- 「インセプション」のストーリーを徹底解説!:映画「インセプション[INCEPTION]」徹底解説サイト

「インセプション」のストーリーを徹底解説!
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【暴動の街】- インセプション徹底解説

コブとアーサーが、サイトーに対してエクストラクションを仕掛けている夢の第2階層のひとつ上の第1階層の世界。

そこは、かつてサイトーが暮らしていた部屋、もしくは今では滅多に使ってない部屋、どちらにしてもサイトーの女性関係に関係する部屋をナッシュが調査して再現したものと思われる。 サイトーが誰も知り得ないはずのこの部屋のことをなぜコブ達が知っているのかを不思議に思っている。 コブの言を信じるのであれば、「人妻が喋った」ということになっている。 それがサイトーの正妻なのか愛人なのかは定かではない。 サイトーが部屋に敷いていたウールの絨毯がポリエステルになっていたことで「ここは私の部屋ではない」と言ったことと、作戦が失敗した際に、コブが絨毯の件をナッシュに「お前の調査不足だ」となじることから、それが推測できる。


なお、外で起こっていた暴動は何なのか、という点に関しては、作中では語られていない。

単純に考えると、かつてサイトーが暮らしていた場所で実際にあった暴動を再現した、と考えられる。

もうひとつ考えられるのは、サイトーの潜在意識の防衛本能が、エクストラクションを企む侵入者を探しているという考え方だ。 サイトーは第2階層で、コブを武装化した手下に襲わせる。 ということは、サイトーは、ロバートと同じく、エクストラクションに対する防衛策を学んでいると考えられる。 ロバートの防衛策が、各階層を通じて存在したことを考えると、サイトーのそれも第1階層にいてもおかしくない。


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