【子供達との電話】- 「インセプション」のストーリーを徹底解説!:映画「インセプション[INCEPTION]」徹底解説サイト

「インセプション」のストーリーを徹底解説!
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【子供達との電話】- インセプション徹底解説

コブとアーサーは、京都で新幹線を降りた後、東京に戻ったようだ。(上空からの描写で東京タワーが写っていた)

拳銃を片手にトーテムのコマを回し、確実に現実である証明を見たいとでもいうような態度のコブ。 コブは夢から出た際、必ずコマを回しているようだ。 おそらくモルを失ってからの習慣であろう。 もしもコマが回り続けたら、手に持っている拳銃で自殺して、1つ上の層へ戻るつもりなのだろうか。


東京では、ホテルに子供達から電話がある。

男の子はジェームス。 女の子はフィリッパ。

ジェームスはまだパパがその内帰ってくると言う言葉を信じているようだが、姉のフィリッパは「もう帰ってこないって」と半分諦めているような感じだ。 祖母(マイルズの妻と思われる)は、電話に出ない、話が最後まで終わってないのに電話を切らせるなど、コブに否定的な態度を取っているように思えるが、フィリッパに「お父さんはもう帰ってこれないのよ」などと言ったのであろうか。 おそらくモルの死をコブのせい(もしかすると夫のマイルズも同罪)と捉えているのかもしれない。


コブが子供達の待つアメリカの家を出てから、どのくらいの期間が経過しているのかは定かではないが、家を出る時点でも割と幼かったジェームスが、まだ「パパ、いつ帰ってくるの?」とか、いまだに「ママは?」などと言っている点を考えると、そう長い時間は経過していないのではないだろうか。 モルが死んでから裁判の結果が出るまでも少し間があるだろうし、判決が不利になりそうな時点で逃走したとして、家を出てからまだ数ヶ月だとしても不自然ではない。


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